駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ラジオレコーダー2号機 「ICZ-R51」(4) RF-DR100との棲み分け。

ここしばらくICZ-R51 vs. RF-DR100両方を稼働させ、比較検討していた。

2週間ほど、R51とDR100で同じ録音予約をさせ、メリット/デメリットを確認した。

  • 音質 - 録音音質は似たり寄ったり。というかラジオの録音に音質は求めるまい。内蔵スピーカーでの再生音は、R51が了解度重視でハイ上がり、DR100は中域が張るのでAM向きだ。
  • 内蔵アンテナでの受信性能 (AMはDR100、FMはR51にメリット)- R51は全体に感度がよい。FMではDR100の方がロッドアンテナの方向によってノイズがぱさぱさ混じるので、感度が全体に低いと思われる。ただしAMでは夜に大陸方面の混信が聞こえてしまうため、ジャイロアンテナで混信を削れるDR100に分があると思った。R51は外部アンテナが使えるけど、かったるくて使わないよね。
  • 録音の利便性① - 先日日記にも書いたが、R51はsound organizerを入れて使い、適宜PCに吸い上げながら運用するスタイル、DR100はスタンドアローンで運用するスタイルに向く。
  • 録音の利便性② 自動インデックス機能(R51の勝ち) - R51には録音中特定インターバルでインデックスを打つことができるので、たとえば「15分ごとにインデックスを自動的に打ち、帯でまとめて予約しておく」ようにしておけば、再生時にも聞きたいところに飛べる。かったるくない。
  • 録音の利便性③ 非ルーチン録音(DR100の勝ち) - 「1回限りの予約録音」は、予約録音が完了すると、R51は予約自体が消え去るのに対し、DR100は録音後も「残骸」が残ってくれる。月1回みたいな予約を予約し直す番組の場合は、DR100が便利。

ということで、当面下記で運用することにした。

  • ルーチンな予約録音はすべてDR100からR51に引き継がせ、DRは高稼働から引退させる。
  • DR100は、R51で録りこぼす番組や、年末年始などの特別編成に使おう。