100円ショップのパーツで作るAM用ループアンテナはv2に。今回は、ともかく単体で動作することを目指す。
ループの基材は、ダイソーの「A4書類ケース」というのを買ってきた。200円。
100円じゃないのが残念だが、こいつはケース自体が内外の二つに分かれるのがミソ。
巻き数は前回同様1次側21T:2次側4T。
ポリバリコンだが、バリコンを内蔵。AM用の二連バリコンをパラる。
あと、二次側の出力をRCAコネクタで吐く。
この辺をコイル巻いた後で配線しメンテできるのが「二つに分かれるケース」の狙いだ。
二次側は42uHぐらい。Qは低いな。
聞こえる。
RCAピンから1.5DQEVでICF-SW1000Tに導く。
ノイズは相変わらずあるがそこそこに受信できる。ループアンテナ無いよりははるかにマシ。
ただし1号機のように微動ダイアル付エアバリコンを使っていないので、調整はクリチカルで、同調点での信号の浮きが甘い。
とはいえ空中配線じゃ使ってるうちにそのうち朽ちちまうので、PVCであっても内蔵の方が正解だと思う。
その後、2SK241のプリアンプも試した。
しかし、信号がジャージャーいうノイズと一緒に増幅され、うるさくなるだけだった。S/Nはそのまま。
結論:2号機を作るも、結論は同じのようだった。こりゃアンテナの問題じゃない。極度の弱電界で悲しくなるわ。
ノーザン・イーヴァ・ラッキーという立地ですでに敗北。
ここらにいる人々はNHKラジオ第一をAMラジオでまともに聞けぬままに生まれ死んでいくのか。