スローパーアンテナとは・・・もういうまい。
それはそうと、スローパーアンテナにはとんでもない亜種が存在する。その名もスーパースローパー。
＃参考：The Super Sloper。
高調波動作(1/2波長の整数倍)させたオフセンターフェッド・スローピングダイポールがベースなのだが、1/2波長ずらして(八木よりはるかに狭い間隔に)平行に張ったパラスティックエレメントによって、ゲイン・F/B比とさらに低打ち上げ角を提供するという。
面妖な・・・と思うが、僕もMMANAシミュレーションしてみたところ、大体似たり寄ったりの結果が得られてしまった。
とはいえ、ローバンドで張ったらでかい。
同記事中、7MHzの”2x1/2λタイプ”Super Sloperが紹介されているが、要は各エレメントが1波長の長さなのである。
1本あたり40mの2線平行フィーダー的なもの、かつ、その両末端は交互に10mずつシングルワイヤーなため”全長50m”にもなるアンテナとなる。
その形状を維持させることはかなり難しそうだ。T2FDなどの作例を参考にして検討すればできるかもしれないが。
