駄目社員はむの日記

USO800 certified.

DXコンテストに使い物になるの?(2)

14時半過ぎから、7MHzでカスカスながらW/VEが開き始める。国内QSOに埋没せずにどうにか受信。
ということで、DX(北米)の信号で八木とNVISヘンテナを比較。

  • NVISヘンテナで入感する北米方面の信号は、八木のフロント側よりもS2ぐらい弱い。だから八木でギリギリ会話内容が聞き取れる程度の信号だと、NVISヘンテナでは「誰かいる」レベルまで落ちる。
  • しかし国内QSOの長距離(400-900km)や近隣諸国(HL, BY) での信号の落ち込みに比べると、DXの信号では八木とNVISヘンテナとで歴然とした差は出ない。
    • 一体どうなってるんだ?高打ち上げ角の極みたるNVIS(真上へのビーム)でもDXにはそれなりに飛んでいくのか?ないしは、受信アンテナとしては数千km先の長距離DXの信号を捕捉する能力は別途あるのか?
    • 少なくとも、(DX向けアンテナ的に)短距離の近場の信号が下がってDXが浮いてくる効果は期待できないようだ。低ノイズでS/Nが稼げる等がない限りはメリットが見出せない。

現時点でのインプレ:案外、DXでも実戦的なのかも。

NVISヘンテナ低地上高ながら、DXに対してはDP以上八木未満。
#実用的には、インバーテッドVやV型ダイポール(バンザイアンテナ)を強力にしたようなものなのかもしれないな。
検証継続したい。