結論からすると、デルタループアンテナは、タワー上の八木アンテナにかなわなかった。
- 北米西海岸・中南米方面では、入感・飛び共にデルタループは”八木-10dB”ぐらいで、総じてS/Nよくない。
- パスによるのかもしれないが、影響が少ない局もいた。
- 国内だと、違う経路(違うtake-off angle)の信号を拾っているみたいだ。信号の安定性・強度ともほぼ八木が完勝だけど、時々いい勝負になる。
- JA1の近いパスだとほぼ同等になるときも。神奈川と埼玉はデルタループのほうがいいときも。
- JA2へは、タワーの完勝。デルタループはフェージングに弱いが、八木だと比較的安定。
- 国内でも、2エレでS5位は振ってくるのに、デルタループだと”全く聞こえない”局がある。あれはいったい。
- ループのノイズが少ないからベター、ということもなかった。ノイズの聞こえ方に違いがあるのは感じたけれどね。
今のところ・・・
うーん、地上高はデルタループのほうが大幅に低いが、打ち上げ角の違いが出て面白い勝負になったりして、と思ったんだけど。
ゲインは2elなんて高々4dBかそこらなわけで、1-2dBのループと大して変わらんはずなのですよ。
まだ比較検討は必要だと思う。もうちょっと地上高上げた方がいいのかなぁ。