真空管試験器に興味がなかったわけではない。
しかし、白耳義で保護してきた真空管試験機はしばらく放置プレイの憂き目にあっていた。このたび故あって数個球が転がり込んできたので、試験することにする。EMC社が出してたこのシリーズにはサイズ違いのMODEL 213と215というのがあるらしい。
こいつはNY, USA製なので、本来110VAC駆動だが、まあ大丈夫・・・だろう(汗
幸い購入時にOPERATING MANUALが付いていた*1ので、それを見ながらSHUNT, FIL VOLTS, FIL SELEC.とP/Kを設定。ふむふむ。
今日料理するヤツラはこちら、6146Bだ。
マニュアルに6146Bの項はなかったが、6146なら存在。とりあえずそれでいい。
挿してしばらくしてから、さ、試験項目をSHORT→QUALITYに切り替える。GO！アクエリオーン！
1個目。おお、メチャ元気っぽい。
2個目。こっちはダメっぽいな。
一勝一敗の五分である。
”ニューオールドストック”と称されてるとホコリかぶった新品のままの発掘品と思いたいところだけど、球は長年通電されてない訳で、経年変化でくたばってるのもいるってこったな。
*1:マニュアルには「無くすなよ、試験できなくなるから」とご丁寧に書かれている。実際球ごとの条件設定が書かれているので、無いと拙い。
