駄目社員はむの日記

USO800 certified.

日が暮れた。僕は宵闇に釣竿を垂れる。

14MHzのダイポールがベランダの外に展開。
#これは昼間では猛烈に目立つことだろう。

北米が良く釣れた。CN8なども拾えた。

しかし、アラスカのパイルアップには勝てず。*1

しかしどっ開けの時には受信性能の実力差が物をいう。

DXコンテストでもあるんじゃないかというぐらいに、バンド中がぐあんぐあん唸るような夜。
IC-750AとIC-760という「ほぼ似たり寄ったりに見えるもの」を並べて聴くと、明らかに760のS/Nのよさが勝る。
受信音は最近のDSP機のような綺麗さと帯域のキレはないけれど、強い局はキリッと、弱い局もノイズに埋もれず聞こえる。一方750Aは聞こえるんだけど弱い信号がノイズに絡みやすく、拾い上げにくい。
きつすぎない程度にソリッドな受信音は、最近の穏やかな音のリグとは随分違うが、通信機の音調としては正解だと思う。*2
#760は旧いが、なかなかどうして文句を付けがたいリグである。

ただ、うちの760はスタンバイ端子が動作してないことが分かった。

今後、リニアを繋ぐときに困るではないか。多分前のユーザーが飛ばしたんだと思う。
めもめも:External amplifier keying relay
RL2(OMR-109F)はちんまいリードリレーで、負荷でかいモノに繋ぐと接点が逝きやすいから、1回路DC12Vで接点容量が十分なリレー(富士通*3 SY-12-K)に取り替えろってことかな。*4
#残念ながら我が家には2回路12Vしかないので、無理矢理繋ぎこむしかないかと。

*1:日本の感覚だと北米はW6/KL7が容易に開け、東部が開けにくいんだろうけど、欧州からすると東部〜中西部は毎度開けるので楽勝な一方、アラスカはなかなかオープンしなかったりします。

*2:ちゃんと9MHz/455kHz両方にクリスタルフィルターを使って選択度を上げた音、とも言える。455kHz IFがセラミックフィルターのリグはサイドの切れがどうにも不十分で、どうしても”それなりの選択度”にしかならない。アナログ時代は、高級機でも455kHz IFがセラフィルのリグって結構あります。特にケンウッド。

*3:旧・高見沢

*4:実際その後のICOMのリグでは、IC-760PRO以降スタンバイリレーがSY12に替わってたはず。