駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ちょっとFT-757GXに手を入れていたり。

あちこちコイルを弄ったり。
今後のToDo:

  • トップフィルター直後*1の2SK125(Q1003, 1004, 1006〜1008)をとっかえる。かなりヘタっていると思う。
    • それなりにSメーターは振ってくるが、ノイズが多すぎる。こんなにガサついてS/Nが悪いリグだっただろうか?
  • やっぱり受信音が篭もり過ぎ。昔聞いたFT-757はこんなモコった音じゃなかったはず*2。AFアンプ(MB3713)周りの電解コンが死に掛かっていると踏んでいる。
    • まず必須なのは、AFアンプ出力のカップリングC211(470uF)の交換。
    • ついでに、電源やアースにかかるC213, C214、あと出力周りのC212, C274あたりは交換しといた方がよいかと。
  • 757には受信部・送信部にFET*2で組まれたミキサーがあるが、受信の2ndミキサーに2SK19GR*2(Q1010, 1011; サービスマニュアルには2SK107-3との記述)というのはちょっとなぁ。19で組んだらノイジーになりそう。757って、発売当時既に混変調特性の悪さが叩かれてたけれど、このミキサーの弱さが一因なのかもしれない。
    • 2SK125で組み直せば聴感上のS/Nが上がるかも*3
  • 455kHzに入っているAM用セラフィルはLF-H6S(8.2kHz/-6dB)と、BCLを楽しむにはちょっと使いずらいので、もう少しシャープなのに変えたほうが聞きやすいと思う。

まあ、何しろ古いリグである。ちょっとやそっとでは完全な動作には戻ってくれまい。いわゆるツンである。

*1:プリアンプ/1st Mixerあたり

*2:それどころか、FT-757GXは455kHzのセラミックフィルターがCFJ455K13という3kHz/-6dB品を使っていたので、小型機の割には広めの帯域で聴きやすい音だったはず。757のジャンクは部品取りにちょうどいいとの話もある

*3:そういえば、1993年頃のCQ誌に、TS-690の混変調特性を改善する目的で2SK192A→2SK125に交換する改造記事があったっけ。