ヘッドフォンアンプ用のATTは基本的にはDALE CMF-55 1kΩをアルプスのロータリーで切り替えたもの。
しかし、ヘッドフォンを鳴らすにはCMFのようなとってもハイファイな抵抗では高域がカンカンしすぎて聴き疲れるので、一部抵抗を替えてチューニングしてみる。
ニッコームやススノーム、TDKの精密抵抗などあれこれやって見るけれど、うまくいかず。
ふと、DALE NS-2B 10kΩ(2Bでは一番高い値だっけか)をかましたりしてやると、ホットな音が出始める。DALEの金皮には、DALEの無誘導巻線だねぇ。
それぞれ片方だけで作っても出せない独特のいい音が出来る。