駄目社員はむの日記

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宗教都市・大阪を歩いて学ぶ (1)

はじめに:今年最後になりそうなウォーキングは、寒中ウォークだった。

寒さと強風に出鼻をくじかれたので、先週に続き予定変更。大阪の南側を歩いてみることにした。

今回のテーマは、宗教都市としての大阪。

先週末行った住吉大社大阪天満宮などメジャーな寺社は多いし、地域(区名もふくむ)・通りの名前も寺社にちなむものが多い。御堂筋(=南御堂と北御堂を繋ぐ筋)なんてその典型だ。
大阪市内、ド定番な寺社は割と行ったかもなと思いつつ、市内南側にはまだまだ抜けが多い。
今回はその補完をしつつ、宗教都市の側面を見てまわってみようと思う。

地下鉄谷町線谷町九丁目駅に降りる。

id:hola_baja 先生が大好きなタニマチである。
3番出口を出ると・・・噂通りやたらめったら神社・寺が多い。いや、より正確に言えば「ともかく寺ばかり」多い。なんだこれ。
それにしても寒い。風もびゅうびゅう吹き抜ける。

第1チェックポイント「生國魂神社」。



「いくたまじんじゃ」と読む(大阪人の常識?)。なんだかヤンキー漢字表記を読まされてる気分だ。生國魂で夜露死苦で愛羅武勇だ



コンパクトな境内に本殿・拝殿と多数の末社、そして素敵なお庭。わ、こんないいところがあったとは。
ご参考:難波大社 生國魂神社

生玉寺町という界隈を歩く。THE 寺町。


この界隈、各宗派の寺がまさに「軒を連ね」ている。
そしてそれぞれの寺がそれなりにお客さんの出入りがある。僕ら田舎者には、理解しがたい風景。なんだか大病院周辺の薬局のごとしだよな

青蓮寺(せいれんじ)で人形浄瑠璃ワールド。




竹田出雲といえば、人形浄瑠璃の一級の作家さんだ。
お墓を撮るのはポリシーに反するのでしなかったが、大阪の町民のお墓としては抜群に立派だった。

2チェックポイント「大江神社」。



ここは四天王寺の鎮守だという。
さらには、ここら辺が「夕陽ヶ丘」と呼ばれるゆえんでもあるという。素敵な場所だ。確かに夕陽がきれいだろう。
ご参考:大阪 夕陽丘 大江神社

そして口縄坂を下りる。口縄=蛇だよね。

今歩いている辺りは、低い台地だ。

ミオリネ級の平坦さを誇る「ド平野」。そんな大阪を南北に走る、「上町台地」を今まさに体感している。
そして大きめの寺社がその坂を登ったところに位置するものだから、それにちなんだ○○坂が並んでいるらしいのだ。「天王寺七坂」と称される。
ご参考:緑豊かな寺町で、天王寺七坂を踏破する! | モデルコース | OSAKA-INFO
(つづく)