駄目社員はむの日記

USO800 certified.

古いハンディ機の外部電源用 DCプラグの話(日本マランツ)

かつて(80年代末~90年代)日本マランツ(=スタンダード)から出ていたハンディトランシーバには、オプションとして、外部電源用DCケーブルCAW150/CAW151が売られていた。
僕が知る限り、C150/C160/C170/C450/C460/C470/C520/C620/C550・・・あたりの機種にはこれらケーブルが使われていたはずだ。*1

CAW151(DCコード)の新品が、今入手できるわけもない。

手持ちの無線機がもし動作品ならば、DCコードを自作したいという人もいるだろう。

C160/C460の取説曰く、件のDCプラグはマイナスセンターで、内径1.35/外形3.80mmだとか。「特殊プラグですので〜」と取説で釘を刺されている。
とはいえ現代の規格で言うと、たぶん「PL03E」に相当する。
ご参考:https://www.yaesu.com/jp/manuals/marantz_m/c160c460.pdf

MP-138NKで自作してみよう。



マル信無線電機さんのDCプラグMP-138NK-Rは内径1.40mmなのだが、故あって試作してみたところ、問題なく使えた。*2
ご参考:φ1.4mmDCプラグ中継型[RoHS] / MP-138NK-R

敢えてもう一度書くが、「マイナスセンター」である。

自家製電源ケーブルはまさに、「自己責任」の世界だ。自作される方は、十分に注意いただきたい。
何か起ころうと僕は何ら関知しない。世の中で圧倒的多数なプラスセンターと勘違いして「-13.8V」をぶちこみ、想い出の無線機を燃やしかねない。
#運が良ければ助かるので、ヒューズや逆接防止ダイオード入れておきましょうね。

*1:情報が信頼できるかは保証しなません。たぶんそのあたりです。記憶が確かならば、CAW150がシガープラグついてて車載用、CAW151が安定化電源用だった。

*2:上記リグうちほんの一部でしか試していないけどね