春の(吉)野を行く (4) 明日香村で、ゴール。

明日香村を、飛鳥川沿いに歩く。

そういえば今日って、ずっと川のせせらぎが聞こえる日だったな。




男綱・女綱を見かける。はっきり書かれていないけど、まんま陰部の形が釣ってある。

来週来たらあかんなぁ。

ふと、棚田を突っ切る細道に心惹かれる。

キトラ古墳と飛鳥駅か。ゴールにはちょうどいいではないか。

吉野⇔明日香間は、何回か同じ道を通っており、棚田の風景はいつも遠くに望むものだった。


自分がその風景にとけこむのも一興である。

「国営飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区」でおしまい。

アップダウンを繰り返した先に、グリーンベルトが見えた。高松塚周辺地区だそうである。

近づいてみると、先日の千塚山古墳に負けず劣らず、大小様々な古墳であたりモッコモコなのである。

今日の最終目的地はここってことにしよう。

そして、名前の通り高松塚古墳があるところである。

つい最近、橿原市の「橿考研」で高松塚古墳発見５０年展を観たばかりである。ちょうどいい。


あーなるほど確かに形が「塚」そのもの。失礼ながら、一見してとてもゴージャスなものが眠ってそうには見えない。



１６時半過ぎ、「絵画館」に達するも、ちょうど閉館だった。
まあその絵画(美人図とかね)については、橿考研で目に焼き付けるほど見たから、もういいか。



ちょいと歩いて、1653飛鳥駅着。本日のゴールってことにした。

まとめ：まだ冬だったでござる。

• 主目的は吉野町主要スポット一周のつもりだった。でも今回は歩き足りず、クソ寒いのに気まぐれで明日香へオプショナルツアーとなった。8時過ぎスタートで17時間でほとんど歩き通しだった。
• なお、前回に続き風強すぎて、旧道芋峠を歩くことは叶わなかった。高取城も少し心惹かれた。

• ああそういえば、そもそも今日は、「春」を見つけにきたつもりだったのだ。しかしながら、ほぼ氷点レベルで寒いし、風は吹くし、雪は降るし、全力で冬継続中だった。
• 飛鳥駅近辺限定で、1日かけてじっくり研究してみる価値がありそうだ。遠からずまた来ようと思う。次週はマラソンらしいけどな？

• しかし、適当に選んだがこのルート(六田→吉野→明日香)、なかなか筋がいいと感じた。交通量の多い車道歩きを減らすなど、自分好みにルートを最適化してみたい。