駄目社員はむの日記

USO800 certified.

RicePy - Pythonでミニクッカーをちょっぴりグレードアップ (1)

再び、ミニクッカーに登場いただく。


パナソニックのミニクッカー「SR-MC03」は0.5~1.5合炊きの炊飯器兼、ゆる煮込み・蒸し料理メーカーである。
少量の炊飯やちょっとした煮込み料理にとても便利で、なんだかんだで生活にすっかり組み込まれてしまっている。
ご参考:ミニクッカー SR-MC03 商品概要 | ジャー炊飯器 | Panasonic

難しい機能はほぼない。ただ加熱するのみ。

  • この炊飯器はシンプルだ。内鍋(釜)の直下から熱板で単純加熱を続けると、中の水分が沸騰しきり、温度が急上昇を始めた刹那、サーモスタットでガチョーン!と落ちるだけ・・・という「古典的炊飯器の仕組みそのもの」である。だから操作ボタンは、サーモスタットを押し下げる「炊飯ON」一つしかついていない。ああ、とっても昭和だ。
  • 煮込みなどの調理に使う場合、内鍋の中に液体分が残っている限りは過熱状態にならないので、ちょろちょろといつまでも加熱してくれているというわけである。


さてこいつ、パピコと組み合わせてみよう。

なにか「ぷち機能アップ」してみようかと考え、思いついたのはまず2つ。

  1. 炊飯を自動化する。釜の中で圧をかけ炊き上げる現代的なマイコン制御炊飯器と違い、事前に米を水に浸し吸水させないと大失敗になる。蒸らし時間も必須だ。吸水・蒸らし時間をカウントダウンさせるのはどうだろう。
  2. 煮込みを想定し、加熱の時間をタイマーにする。ボタンを押すごとに一定の加熱時間(たとえば5分)が加算されするようにするのはどうかな。消し忘れの防止にもなる。



まずは前者にトライしたい。
1ボタンでも、長押しとか割り込みとかいろいろ自分ルールを決めれば両方実装できなくもないが、とりあえずシンプルなところから。