そして、今まで持ち込まなかったことを悔やんだ。
野菜のポトフを適当にビルド。
カット野菜とソーセージとコンソメの素をぶちこんだだけ。
わ、なにこれ極楽じゃん。
こんなフットプリントで煮込み料理できちゃうとかさ。
今回家から持ち出して、ようやく気付けた。
グツグツまではいかないけどコトコトよりは強い、突沸しない火加減で内容物が加熱されていく。
このミニクッカーという調理器具、ガスやIHが使えない場所における、最高のぼっち鍋ツールではないのか?
もし貴殿が飲んべぇさんならば、100Vコンセントがあるところならいかなる場所でも、羹(あつもの)やおでんなどをつっつきながら酒が飲めちゃうはずだ。
#キッチンならずとも。そう、自室とかね?
稲葉山城においては
トースター・電子レンジ・ホットプレートの類は、フットプリント的に持ち込むのが嫌だった。そのため、加熱調理は実質「焚火できる日のご褒美」だった。
今後はとりあえず、食材をぶち込んでおくだけで、年中天候に左右されずあったかいものにありつける。夏場は特に、鮮度が落ちかけた生野菜を食べ切ることができるという点でも有用だ。
洗って干しておけば、また次の登城に使える。