野中寺(やちゅうじ)が気になって寄り道。
羽曳野市は竹内街道のハイライトと称していいだろう。
マイナーそうなお寺に見えてわざわざ道標に矢印が添えられているのは、何かを示唆している。
更に東進していくと、見覚えある通りに出る。
この辺までは以前来たことがあるな。
第2チェックポイント「仁賢天皇陵」
みんなだいすき仁賢天皇?である。
この字体は、大阪・奈良の大半の陵と少々違う気がするのです。
ご参考:https://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/024/index.html
御陵の近所には「プロムナード みささぎ」という謎施設があり気になる。御陵に対して不敬な気がしないでもないけれど、他意はない、んだよね?
続いて第3チェックポイント「白鳥陵」。今回は拝所にたどり着けた。
件の、ヤマトタケルノミコトさんのみささぎだ。前回来たときは拝所を見つけられなかったのだが、逆ルートからだとスムーズに来れた。
はい、こちらはみなさまおなじみの筆跡ですね?
アウトー!立てよ御所民!!!
こちらの説明では秋津洲のエピソードがきれいさっぱり抹消されている。
タケさん、伊勢で亡くなったらここ来て、天国直行だぜ?これは御所市民キレていいな。
しかし1か所だけ、琴弾原エピソードを引いているのがあった。なおルビが「ことひきはら」になってる。おしい、「ことひきのはら」だ。
まあとはいえ、訂正訂正。ギリセーフ!
それにしても、みこりんがわざわざここに来た理由謎よね。漂う後付け感。
古市駅界隈の竹内街道をゆく。
周囲、応神天皇陵をはじめ、そこらじゅう古墳だらけだ。
西高野街道とのクロスロードがある。
そこを折れて少し行くと西琳寺。
中世の大寺だったというが、現代の境内に面影を感じるのは難しい。これぞ無常、というところであろうか。
ご参考:西琳寺|日本遺産ポータルサイト
石川を渡り、次いで飛鳥川を逢坂橋で渡る。
このあたり、ガイドブックによって解釈がまちまちなのか。
今回僕は街道をあるく-竹内街道- | 歴史街道をリファレンスにして歩いているのだが、ヤマケイの某書にあるルートと違うぞ?
しかしこっちを歩いて正解だった。
式内大社「杜本神社」に出会う。
小高い丘に建つる神社らしいが、式内名神大社だという。ならばいくしかない。広い境内には竹林が広がっている。
そういえばこの土日、式内大社とよく出会う。
#期せずして昨日の垂水神社と同様、「式内大社→郷社コース」を歩んだのかの知れない。
(つづく)