駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今私を動かすのはダイヤモンド (ダイトレからの葛城桜尽くし)(3)

あの時感じたAH(AH)予感は本物

想定外に登る羽目になった金剛山から、どうにか葛城古道に戻りたい。
とはいえ、今回度々発生する想定外。
高天道のメインルート(「郵便道」?)は崩壊しているらしく、まきみちを通るよう指示あり、素直にしたがう。
いやな予感を胸に歩く。それにしても、危うい山道を歩くことになっちまったかな?





や、素直に従いたいのは山々なのだが、あまりに道が細すぎやしませんかね。心も細くなる。
#道を作るべく伐採された感じの切り株があるから、ギリ獣道じゃないって感じ。

・・・よかった。あってた。


「ヤッホーポイント」なる地点に達す。

「ちゃんとやまびこが聞こえるから、やってみ?」

的なことが書かれているので、釣りかよと思いつつ叫んでみたら、本当にヤッホーヤッホーヤッホー・・・だった。
しかしなんで「ヤッホー」なんだろう。そもそも何語?もしや「川村かおりオールナイトニッポン」用語が定着したか?

ガチ古道感パネェっす。


以降は、ほぼ直線的に杉林の山を駆け降りるルート。スキーでいえば直滑降。
時々見かけるガイド=トラロープを見逃すと、遭難しかねない。全神経を研ぎ澄まして歩く。



や、「雑木林が美しいです!」って、人の手があまり入ってないってだけでしょー。まじこわかったっすわー*1
#せっかくなので「うらみちお兄さん」の方を選んでおけばよかったか?


なお気温がまだ低いからか、シーズンオフであってほしいのに、普通に杉花粉が盛大に舞っていた模様。

遠くから滝の音が聞こえる。

1410高天の滝着。これで葛城古道に復帰できる。


ここは高天彦神社の裏庭。来たことがある。罰ゲーム終了かな。

それにしても、滝つぼのすぐそばに出られるとは、いささかドラマチックなリカバリじゃありませんかい?



そして裏庭に植樹された多数の桜も見ごろ。

そんなわけで、高天彦神社に参拝。



あいかわらず、極度に神さびていて素敵すぎる。

目的を忘れてはいけない。


で、以降、高天彦神社からは南下していくのが葛城古道なのだが、今回はそもそも、桜を見に来たのだ。
この地域で最も素晴らしい桜の名所である橋本院を見ずして帰れようか?たった0.8km先にあるのだ。



史跡・高天原(自称)を経て、逆方向だけど北上。橋本院に向かう。や、自称すりゃいいってもんじゃねえだろ?

遠くからでも、どこが橋本院か容易に視認可能だ。桜が密集している方向に歩いていこう。
(つづく)

*1:怒ってないどころか、むしろそのポジティブな形容がうれしい