駄目社員はむの日記

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下ツ道からの、芋峠ふたたび (3)

明日香村の風景を愉しむ。

9時過ぎ、石舞台古墳宙域に到着。国営飛鳥歴史公園である。
前にも来たし、積み上げた石ころにロマンは感じない。


たかが石ころ1つ、ガンダムで押し出してやる!って感じである(違
つぎ、つぎ(雑)

県道15号に沿って歩く。

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どうやらon routeのようだ。歩いているうちに徐々に記憶がよみがえってくる。
歴史公園の祝戸地区を通過。今回はいかないよ。

長閑な風景を愉しみながら県道を歩いているうちに、鉛色の空から粉雪が舞いだす。
いや寒すぎる。僕は一体何と戦っているんだろう。

飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社(あすかかわかみにますうすたきひめのみこと-)。*1


・・・読めん。 歌舞伎の外題もビックリのロングネームだ。

県道15号から、石段がずどーんと突き立っていた。
徒歩以外のアクセスを拒んでいる神社・・・神倉神社もビックリの急こう配な石段だ。コケたら全身打撲必至だ。

本殿、「神さびる」というフレーズがぴったりだ。凛とした空気が漂う。
ご参考:飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社 | 明日香村観光ポータルサイト | 旅する明日香ネット
日本一長い名前の神社、とご検索いただきたい。

更に飛鳥川に沿って歩く。

話は前後するが、この時期は、男綱と女綱が飛鳥川に張られた直後だ(1月張り替え)。


興味深い風習だ。綱掛神事と言うらしい。何かワイヤーアンテナみたいだよな
ご参考: 奈良県景観資産-明日香村稲渕の綱掛神事(男綱)-/奈良県公式ホームページ

注意:南下コースでは小峠の入口はわかりにくい。

奥明日香を歩く。


入谷に分岐する道を見つける。たぶん旧道小峠への道だが、何の標識もない。ただ「入谷」への道。さんずい(氵)を脳内補完したくなる地名だよな。



あ、合ってた。この時代を超越した広告、前も見たわ。



よし、合ってた。

小峠を歩く。


整備はあまりされていないので、峠道は枝・枯葉・倒木に埋まっていた。


10時半に分け入り、あっさり11時クリア。



林道に出るや否や、古道芋峠の標識が目に入る。いよいよ本日のメインエベントである。
だが僕は、今日の天気を甘くみていた。
(つづく)

*1:読みに諸説あり?