↑元ネタ、ガノタでしたらおわかりですよね。
さすがに町が近づいてきた
農道や住宅地の中を歩く。だいぶ住宅地の割合が増えてきた。
そしてこの古道歩きも、そろそろオーラスである。
その坂を下ってきたら、春日野。あるいは奈良公園。
すなわち、天平文化の中心たるスーパーエース級世界遺産・平城京跡である。
山の辺の道の起点ないしは終着点は、本来平城京なのだ。ようやく山の辺の道踏破した!という達成感を味わえた。
三輪山から歩いてきた古の旅人も、坂から見下ろす平城京の街に感慨深かったことだろう。
つか、御池でボートのカップルとかリア充爆発しろ!!
興福寺・東大寺・春日大社、奈良博(国博)と、もう見どころ満載である。
ただし、これだけ獣の臭いが強烈なパブリックパークもそうはあるまい。
奈良博とか興福寺とか行ってみたいが、体力が落ちてきていて楽しめそうにない。また今度な?
#だいたい汗臭いオッサンなんか入ってきても迷惑だろうしさ。
気力を振り絞って奈良博の近くまでは行ってみたものの、まだ部分営業状態だった模様。
まとめ:北・山の辺の道は、ともかく地味だが、行く価値はある。
天理市から奈良市へと北上するこのコース。8時から15時まで、ほぼ歩き通しだった。
- 終日曇り、そこそこ暑かったが、晴れなくてだいぶ助かった。ただ、豪雨の直後だけあって、あちこち湧出水が道にオーバーフローしていたけどね。
- 歩き始めて2-3時間経ったところでいったん歩くのに飽きたけれど、その直後頭と足にスイッチが入った。
- このコースには、トレッキングシューズ必須。なにしろあまり整備が行き届いていない古道である。コンクリの上7割ながら、藪の中、滑りやすい石段も歩くし、突然悪路の山登りにもなる。多少の水たまりや泥は覚悟する必要あり。足首が長く、ソール硬めのシューズが好ましい。
- 幸い被弾は少なかったが、そろそろ虫刺され&暑さ対策はすべきだ。
- カロリー源の定番たるチョコレート系は、ブラックチョコなら6月まで耐えられるが、7月の奈良の暑さには完敗した。これからの時期は、チョコ&チョコパン系は当面禁止だ。
- やはり天理市は独自性あふれる街だった。ほとんど天理市の施設周辺でしか人とすれ違わなかったが、奈良市の里山、市街と近づくにつれ、多くの人とすれ違うことになった。
- 地味なコースには違いない。端的に言えば、ルート中に見どころ(華)がない。