駄目社員はむの日記

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世の不思議を解明する - 水漏れ(3)

壁や天井のどこからも漏っていない雨水


あとはローテーターの多芯ケーブルからの水侵入しかありえない。
しかし、塩ビで包埋したような多芯ケーブルの空隙なんて狭いとこから、雨水が突入したりするものだろうか?

状況を整理すると

  1. ローテーターケーブルは、鉄塔をクランクダウンしていても、鉄塔側の先端が5mh以上に位置する。
  2. 加えて、雨の日にシャック内はかなり陰圧になる。高感度気圧センサな僕の耳には容易にわかる。
  3. なので、「鉄塔上のローテーターケーブル=シャックより地上高が高い場所」から雨水が侵入すると、位置エネルギーでムリクリ圧し込まれてしまうのだろう。
  4. お陰で、多芯ケーブルの中を水が伝い、シャック内のローテーターコントローラーそばの末端で、チョロチョロ漏水していたのか。

ツイてないことに

  • 無線機・PC類はPCラックにセッティングしてあり、ローテーターコントローラーはPCの上段の棚においてある。
  • ローテーターコントローラーそばで漏れだした雨水が一定量に達し、さらに下の棚に垂れてPCを直撃、破壊したのだろう。
    • PC内に落ちた水は、シャック内でその後蒸発して消えたと。




ローテーターコントローラーをじーっと観察していると、やはり!(oh)

ひとまず対策。

  • 吸水性ガッツシなタオルを敷いた。よほど猛烈な雨でもない限りは、これで大丈夫だと思う。
  • 根本解決のためには鉄塔上で作業が必要と思われる。



雨水探偵は無事真相に至ったのだが、しょっぱい終わり方に悲しみしか感じない。