7MHz用垂直系非接地コンパクトアンテナ初回実験：失敗。

妄想よりも実践だ。

• 6.3m釣竿と10mポールを用意して、検討してみた。
• 10mポールでは少し短いので、釣竿を少し継ぎ足して12mを確保。
• 横幅4m。木に結びつける算段だったが、ちょうど4mの2本の木などそう簡単に存在しない。

結果。

初回実験は失敗に終わった。

• SWRが下がらない、と言うか多くのバンドで半端に下がるが、肝心の7MHzでは落ちない。

• • SWRがオシレーションを起こす。7MHz設計で5.9MHzぐらいで微妙にSWR下がるのが謎。
  • 1mHと2mhの違いはほぼなし。
  • 14MHzではそこそこにSWRが落ちそうだ。
• 14Mでの受信フィーリングをタワーの上の八木と比べると、信号は総じて弱く、ノイズも少ない。また八木ではがっちり入るノイズが聞こえない時がある。
  • 多分バーチカルアンテナとして動作している。

推論。

このSWRの見かけは、Beverage系の進行波アンテナに似ている。
つまりは下端給電での地面の影響がでかすぎて、進行波アンテナ的な動作をしているのかもしれない。お空に向いたビバレージってところかもしれない。
シミュレーションではわからないことっていっぱいある。
ビバレージのシミュレーションを参考に、動作を検証してみたい。