まずは、垂直エレメント+ラジアルはエレベーテッド(1mh)を4本、ということで木立の中に5本のワイヤー。
やってみると、難しい。わずかな変化が、SWRの激変を招く。むむむ。
学習したポイントは以下。
- 垂直エレメントはかならずぴんと立てること。
- エレベーテッドラジアルは地上と平行に張ること。カットする時には同じ長さずつ。
こうしないとSWRは安定しない。
ラジアルが地表に近づくとSWRが急激に上がり、バーチカルエレメントが曲がるとディップ点が変わる。
こういう繊細なところが、バーチカルアンテナの使いにくさ(=不人気さの原因)なのだろう。
シャックごとの環境に応じて最適化しなければならないうえに、やってみないといい解が見つかるかすらわからない。うまく動作させられると素晴らしいらしいが。
#それに比べれば、ダイポールは張ってみればそれなりに電波が飛んでいくからね。
少し低い周波数だが、ちゃんとディップはしている。
#動作がダメなバーチカルは、SWRが異様に広いです。
バーチカルを隠すなら森の中。
早速ファーストインプレ(国内)
- まず、ノイズが案外少ない。前にグラウンドラジアル(地べたに張ったラジアル)タイプのバーチカルで試した時は垂直アンテナ特有のチリチリノイズで苦しかったのに。エレベーテッドにするとアース由来のノイズから逃れられるのかもしれない。
- 1エリアが案外強い。なんだろう。
- 2, 3, 7エリアが弱いかな。
- 6, 8エリアが割とよく聞こえる。
うーん、これって低打ち上げ角になってるんかなぁ。