Stereo誌2014年8月号およびONTOMO MOOK連動企画、毎年8月号恒例のスピーカー付録である。
今回はフォステクスのオリジナル設計スピーカーユニット、それもフルレンジ一発じゃなくて2wayだという。いじってみようと買ってきてしまった。
まずは箱の組み立てだ。
まずはフロントとリアを木工用ボンドで取り付け。ハタガネを使わんでも、マスキングテープでいいだろう。
そうか、バスレフだったのか←今頃気づくな
ちゃっちゃっと内容物をノリではめ込んでいけば、大体完成。
メインスピーカーのうえにちょこん。ちっちゃいねー。
軽く駆動してみると高域がもたつくので、とりあえず付属品の無極性電解1uFはフィルムコン(0.47uF x2)に替えておいた。
肝心の音質とかそのあたりファーストインプレ。
結論:案外いい。買い。小ネタに作れてそこそこ実用的な音を出す。
あと、余談。
- 「Stereo誌+ムック」を買えばスピーカーとエンクロージャーを組み立てるパーツが完全にそろっていて、あとプラスドライバー、木工用ボンド・マスキングテープ・紙やすりさえあれば2wayスピーカーが作れちゃう。これは素晴らしい。
- ”紙臭い”フォステクスのフルレンジの音が苦手な僕としては、かなりまっとうな2wayの音が結構うれしかったりする。*2
- スーパースワンとかああいう、小口径フルレンジから無理矢理低域を絞り出すような箱工作に比べれば、クラフト魂は刺激されないだろうけれど。*3
- ジャズやクラシックを魅力的に再生するほどの高性能を期待してはいけない。しかしポップスを気軽にかけるてみると、侮れない音は出す。気楽に組み立ててPCやTV用のスピーカーに使うのがいいんじゃないかな。
- 接栓・内部配線・ネットワーク等チューニングすればもっといい音は引き出せるだろうけど、雑誌オマケに数千円の資本投下するのは・・・ひとそれぞれです。お好きにどうぞ。