昨今のリグの自作で定番的な「ラダー型クリスタルフィルタ」。この特性をザックリ見てみることは出来ないか考えた。
何しろ、AA-54の最小スキャン範囲は10kHz(中心周波数±5kHz)だ。ギリギリ見れそうではないか。
ちなみにうちにはスペアナもどき(GigaSt)はあるけど、SSBフィルタの特性を見られるほどのレゾリューションはないのである。
治具を作る。
秋月で1000個入り(!)で売っていたフェライトビーズを2個くっつけて、1:9, 9:1のトランスをかました。これで、前後50Ω、クリスタルフィルタに対しては450ΩのIN/OUTで評価できるはず。
12.880MHzの水晶で3素子。100pFを両端のC/内側の2Cで吊り下げてみた。
ちなみに2素子だとこんな感じ。
#インピーダンスマッチングが今一つだけど
ブロードな特性が出ています。
あとはどう評価するかかな。