駄目社員はむの日記

USO800 certified.

オルセー美術館まで欲張る。

まだ時間はある。せっかくなので、三大美術館を踏破してみよう。
もう一度セーヌを渡る。セーヌってやっぱり和みます

そして、オルセー美術館に着く

到着してみると、やっぱり長蛇の列。暑いせいか、怪しげな黒人たちが500mlのミネラルウォーター売りをしている。何入ってるかわかったもんじゃないな。
ここも今日は無料。ナイスだ。

オルセーは19世紀。

三大美術館はおおむね、ルーブルが古代から18c、オルセーが19c、それ以降が近代美術館という区分けである。
美術を知らぬ僕の口から言うべきでないのだろうけど、それほどに19世紀が重要ということなのだろう。


「19世紀的な駅舎を大改装して芸術的な建築物にしちゃったっ」というデザインのアヴァンギャルドさについつい目が行きがちだが、0, 2, 5の三階層とその上下の中層階はとことん19世紀。量・質・展示方法ともグレードはきわめて高い。
なにしろ印象派象徴主義からアールヌーヴォーと、美術の見所がいっぱいの世紀である。セザンヌピサロ・モネ・ルノワールゴッホゴーギャンなどなど、時代ごとに整理されていた。
あと、この美術館は展示室の壁がいろいろな色になっていて、白や黒にしたがる普通の美術館とは一味違っていた。