高周波系の自作を始めるには、コストが掛かりすぎるのが最大の障壁だろ・・・という話。
- たとえば3ステージの送信機を作る場合だって、発振回路・増幅回路が一段幾らするんだよ、って考えてみよう。
- TrやFETが10〜300円で買えたとしても、水晶の値段(数百円〜千円)、コイルの値段(FCZコイルで200円弱)てな値段なので、合わせると、あっという間に数千〜数万円の遊びになる。
- 「入出力にFCZコイルによる同調回路をかました2SK241による増幅回路1段」が、ざっと500円以上になっちゃうのである。お世辞にもお安くない趣味である。コストアップが恐ろしくて複同調に出来ない(^^;*1
- とても子供がパーツショップに行ってパーツを買い集め、始めようとは思うまい。
「自作のメリットがコストメリットではなくなった」のは明らかだし、僕らはそれを理解して道楽にしてるわけだけど、それでもそこそこにパーツが安くないと新たに自作する若い人は増えないよね*2。
正直なところ、「10万掛けてシングルバンドの5Wトランシーバー作りましたっっっ!」→「バーカ」だと思う。