僕からすると非常に不思議なのだが、関西の人は「北海道 or 沖縄に旅行行ってきた」ことをやたら嬉しがる感覚がある気がする。飛行機で2時間も掛からず行けるわけで、大層な旅行でもないのだが、飛行機で海を渡ることに何か思い入れがあるのだろうか。なんだか関東よりも思い入れがある気がするのだ。
一方、近場のツアーとしては、「海産物を食いに日本海側に向かう」というのも、関西限定で妙に多い。これも不思議だ。わざわざ食いに行かなければならないものなのだろうか。
さて、関西の人にとっては「東京に行く」「名古屋に行く」というのは別に仕事でも何でも行くだろうし、「中国・四国地方に行く」「北陸辺りに行く」というのも案外、車や新幹線でちゃちゃーっと公私共に行く先のようである。「西の旅」などの、関西から日本の西側に旅するための雑誌があるぐらい、である。精神的に近いのかもしれない。
これに対して、関西から「東北地方に行く」のはかなり縁遠いイベントなのではないだろうか。特に”観光で”関西からわざわざみちのくへ行くというのは、マイナーだと思う。何故か知らないが、北の方に行こうと考えたときに「東北行きたいわー」という話はあんまり聞いたことが無いのだ(^^;
もっと遠いのに、北海道へ向かいたいものらしい。興味深い。こちからか発つと東北へはハンパにアクセスが悪くて時間を食うのはあるんだろうけど、それにしても精神的にもこちらから東北ってのは遠いのかな？
