朝。
6時半起床。
- 今日明日と歩くぞー。
- 養老孟司先生がマイあさのサタデーエッセーで、代表的な自著「バカの壁」について語る。先生は病状が少し安定してるとのこと、うれしい。
- 今なお売れ続けているふしぎな新書である。要は「分かり合えない人との間にはバカの壁が存在する」ということを、口述筆記でエッセーのように著したものだ。
- 僕はサラリーマン駆け出しで粋がっていたころに読んで、当時はあまり賛同できなかったけど、読み直してみようかな。
午前中。
窓を開け放ってすずしー。
コーヒー口に含んでるとこのまま根っこが生えてしまいそうだから出発。
0930自宅発。
こんな涼しい日にバンパック行かないとか、ありえないよね?

1050会場に近づいてきた。万博会場的なやつ。

今日は万博をたっぷりたのし(ry

河森監督の展示も気になるが、今日は目的ではない。
今日は国立民族学博物館に特別展「舟と人類」を観に来ました。

舟と人類。でっかいテーマである。
11章からなるらしい。いつもの1F→2Fの順路、そしてラストが映像体験コーナー。どんな学びがあるかわくわくだ。
何しろこの特別展、1か月以上前から前売券を買うぐらい楽しみにしていたのだ。
ご参考:特別展「舟と人類―アジア・オセアニアの海の暮らし」 – 国立民族学博物館
入場して1Fでいきなり度肝。
- ホモサピエンスにとっては、海洋におけるモビリティ獲得による、アフリカからの移動と生活、そして挑戦と多様化の歴史ってことだ。




これは背景をよく聞かずには帰れないな。
2Fは応用セッション。
端的に言えば、日常における舟は交易と漁撈のためにある。
- カヌーを作る技術背景や模型が展示されていた。カヌーの種類がふわっとしかわからない僕には十分うれしさを理解できない、くやしい。


- 櫂や漁具、交易で伝わった樹皮布・貝貨・土器などの展示もある。

- ラストで印象的なのが、精霊舟(しょうろうぶね)。舟は人をあの世にも連れていく。アジアの舟棺葬文化についても学ぶ。

- VR体験もおもしろかった。VRで爆走する木造カヌー体験だ。
個人的に大興奮な路線でした。なぜ前売り券2枚買わなんだ、僕!
舟(主にカヌー)の展示が圧巻だったが、もちろん民博らしい、モノ+背景の文化人類学・民族学な視座が実に楽しい。
本館へ入場。台湾の現代アートから学ぶ。

もう一つ楽しみにしていたのが「フォルモサ∞アート」。台湾の少数民族(原住民)による現代アートが多数展示。
アート×民族学の切り口、良い。去年の「客家」といい、台湾フィーチャーの冴えた企画展だ。
おそらく後日行われる解説イベントを聞いてからのほうがじっくり理解できそうなので今日は軽くとどめておく。
そして今日はみんぱくゼミナールの開催日でもあります。
展示観るなら、関連講演聞かなきゃ大損。

ご参考:アジア・オセアニアの舟と人類――みんぱく舟資料からの検討 – 国立民族学博物館
13時入場。今日は第560回みんぱくゼミナール。
- 「アジア・オセアニアの舟と人類――みんぱく舟資料からの検討」というテーマで、海洋考古学の小野教授が自らご講演。
- 15時過ぎ、講演終了。特別展の「人類史的に舟をみる」視座は、ほぼほぼこの講演でまとまっていて、お得感満載だった。先生のカヌー愛も大いに感じた。カヌーなので船体は激細なのだ。こんなのであるか知れない太平洋の先へ先へと目指した人々すげーロマンだよ。
- パプアニューギニアのクラ交易って、シングルアウトリガーカヌーで行われていたのね。
もう一回ぐるっと会場を回る。
単なる「おふねも見たよ」じゃなくて、背景や価値を少し聞いてから見ると全然違う。運搬・搬入の苦労話まで聞いたら、もはや展示物愛は別物である。
舟、というか一日力いっぱいカヌーとかかわる人類史の一端を学んだ。モビリティを獲得した人類の移動と営み。
1545展示会場を後にする。過剰なほどな情報量だった。恍惚。
帰路。
やっぱ今日来て大正解でした。
終日曇りながら、雨に当たることもなく、そこそこ快適なウォーキングと文化体験でした。
18時半、日没後帰宅。
夜。
ねむい。なんだかんだで20km弱歩いた。
あとで書き足します。