ええと、長居には何がある？(3) - 駄目社員はむの日記

さらに、長居公園を背に西進！

うーんこの直線。
なんだかえらく旧街道感ある小径だよなぁと思いながら歩いていたら、Google先生が、ここが「住吉街道」であることを教えてくれた。
どうやら僕の古道・街道センサーは、まんざらでもないようだった。

池田屋本舗というお味噌屋さんだった。これぞ門前町の風情。

そして見えてきました、住吉大社。

摂津国一之宮にして、言わずと知れた全国津々浦々にある住吉神社の総本社である。
比較的広い境内とはいえ、拝殿など神社建築がぎゅうぎゅう詰めで建ち並ぶ。もはや日常的に仕事で使わなくなった「クローズド・パックト」などというフレーズが浮かぶ。

一瞬迷ったが、年末以降の家族分はすでに他で仕入れてあった。いずれまた今度住吉大社で仕入れることにしよう。

申し訳ありません、僕にとっては「住みっこうさぎ」もいらない感じです。

とんがった萌え風呂屋があるんだな、この町には・・・むしろ「普通に風呂入りたい人」を撥ね退けかねない強烈な主張がある。

追記：その後の調べで、この温泉は日本でたった２か所の銭湯コラボ場所だったらしいことを知る。
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知らなかったし、もし事前に知ってたところで僕にとっては一ミリの感動もなかったな・・・

いま少し西進すれば、埋め立てによってアーティフィシャルに作られた、興味深い区画を持つ住之江区。そして「南港に沈めたろか！」「南港の水は冷たいでぇ～」の決まり文句で世界的に知られる大阪南港だ。*1
地図を見ていたら、住之江公園、住之江競艇場、そしてフェリーターミナルに南港ポートタウン・・・と、ミナミとは違った意味でディープでアグレッシヴで射幸心あふれるオサーカの一面に触れることもできるじゃないか！

と気付いたのだけれど、今日の体調で欲望に素直に歩くのはやめておくことにした。
このへんでしうりよ。

知らない街は、歩いてみるもんだ。

長居公園のうち、スポーツパートには予想通りみじんもそそられなかったが、動植物・鉱物など博物的ワクワクを存分愉しめる上に、植物園という名の素晴らしい庭園でくつろげるスペシャルな場所だった。
寺社巡り・街道歩きという点でも、住吉大社を起点に掘り下げれば楽しめそうだ。
前言撤回、いろいろあるぞ長居！！~~ついでに３割うまいしな！~~

*1:「沈めたろか」「埋めたろか」はバリエーションがあるけど、用いる地名は神戸か南大阪あたりでないとしっくりこないのではないだろうか。「服部緑地に埋めたろか！」「猿沢池に沈めたろか！」では迫力に欠けるどころか、笑ってしまう。