はじめに:昨日は雨だった。
昨日の雨は北大阪ではどうということもなかったが、南大阪と奈良はかなり降ったらしい。
ウォーキングしたくてうずうずしているのだが、思いついたコースはたいてい旧道を通ることになる。ぬかるむウォーキングは勘弁だ。
過去に行ったことあるルートで考えると・・・ダイトレをはじめダート地獄は回避したい。室生古道・柳生街道はぬかるんだ雨の翌朝は最悪だ。高野山町石道も同様。山の辺の道はこの間行った。芋峠も行った。山道パートが短い葛城古道ぐらいなら、なんとか歩けるかな・・・
そして、適度に歩いた感が欲しい。
御堂筋線・新金岡駅下車。
街道をフル踏破しなければ、「竹内街道の本来の存在意義=古代の堺から葛城地域までの物流ルート」をフォローしたことにはならない。なので、本当は堺港あたりからスタートしたいところ。
でもそこはイージーにやってみることにした。そして、体力と相談で行けるところまで歩いてみようじゃないか?
程なくして、第1チェックポイント「金岡神社」。
この地域の地名はもちろん金岡神社に由来する。9世紀末創建の郷社だという。割とガチャガチャした住宅地を歩いていたはずが、雰囲気ある境内とエンカウンター。
ファサード・・・じゃなかった拝殿の見た目は普通だが、本殿の方がゴージャスそうで気になる。
ご参考:金岡神社|スポット|堺観光ガイド
早くも松原市に入る。
河内松原である。
池が多いなとか、わーい中波用鉄塔大すきー!とか言っているうちに松原市パートは終わり、羽曳野市に入った。
多分手前の鉄塔がNHK大阪第2(828kHz)の羽曳野ラジオ放送所(JOBB, 300kW)、奥がNHK大阪第1(666kHz)の美原ラジオ放送所(JOBK, 100kW)だ。電界強度強烈だろうな。この近所でアマチュア無線やりたくないわー。
それにしてもJOBBの送信所、池の上に立ってるとか、中波の送信設備として最強すぎだろ。地面にラジアル埋設するグラウンディングと訳が違う。竹内街道歩いてよかった(おまえなにしにきた)
残念なことに堺市と松原市の竹内街道沿いに限っては、あまり見るものがない。
もちろん、寄り道しまくれば百舌鳥古墳群の遺跡・陵は飽きるほど観ることはできるけどね?
(つづく)