7MHz用T型アンテナカップラー、ちいちゃくしちゃおう。
我が家では、「ちょいマッチングが悪いアンテナ」を使う都合上、T型アンテナカップラーがQDX運用に有用なのはわかった。
どうせ負荷となるアンテナは変わらないから、調整する必要はほぼないし、「5W連続」が通ればいい。大仰なのは御免だ。
そこでカップラーもQDXにマッチさせるべく、小さく作りこんじゃうことにした。但し、そこそこの耐圧は確保して。
ミニマルなカップラーを組んでみよう。
極端に小さく作ってみようじゃないか。
- ケースは、タカチのSW-40という小さな樹脂モールドケースを使うことにした。
- 30x20x40mmの小箱であり、ちっちゃなプロジェクトにちょうどいい。
- シールドがないので、せめて生基板を敷いてアース面を広げる。
- バリコンに代わり、70pFの耐圧少しありげなセラミックトリマーを発掘したので、これを使う。180pFの固定コンデンサをパラった。
- セラミックトリマーは外からいじれるよう、ケースには調整ドライバー穴をあけておいた。
- コイルももちろんダウンサイズ。トロイダルコアT37-2(赤)に31T巻いた。
- @7.1MHzで3.4uHだと計算上29Tぐらいらしいが、ちょっと多めに巻いとく。
- コネクタも最短配線、かつ変換コネクタ要らずにした。BNC-P-丸座とBNC-J-丸座をトイメンに配置。これでQDX本体に直接つなげる。