駄目社員はむの日記

USO800 certified.

QDX - Digital Transceiverで遊ぶ。(6) パワーちゃんと出てますか?編(おまけ)

7MHz用T型アンテナカップラー、ちいちゃくしちゃおう。

我が家では、「ちょいマッチングが悪いアンテナ」を使う都合上、T型アンテナカップラーがQDX運用に有用なのはわかった。


どうせ負荷となるアンテナは変わらないから、調整する必要はほぼないし、「5W連続」が通ればいい。大仰なのは御免だ。
そこでカップラーもQDXにマッチさせるべく、小さく作りこんじゃうことにした。但し、そこそこの耐圧は確保して。

ミニマルなカップラーを組んでみよう。

極端に小さく作ってみようじゃないか。

  • ケースは、タカチのSW-40という小さな樹脂モールドケースを使うことにした。
    • 30x20x40mmの小箱であり、ちっちゃなプロジェクトにちょうどいい。
    • シールドがないので、せめて生基板を敷いてアース面を広げる。
  • バリコンに代わり、70pFの耐圧少しありげなセラミックトリマーを発掘したので、これを使う。180pFの固定コンデンサをパラった。
    • セラミックトリマーは外からいじれるよう、ケースには調整ドライバー穴をあけておいた。
  • コイルももちろんダウンサイズトロイダルコアT37-2(赤)に31T巻いた。
    • @7.1MHzで3.4uHだと計算上29Tぐらいらしいが、ちょっと多めに巻いとく。
  • コネクタも最短配線、かつ変換コネクタ要らずにした。BNC-P-丸座とBNC-J-丸座をトイメンに配置。これでQDX本体に直接つなげる。

組んでみた。


ミニマルなかんじになった。




プロトタイプと大体似たり寄ったりの特性。使える。