第2チェックポイント「高天彦神社」。
いつ来ても、好き。静かで美しい神社だ。社殿へ続く参道の杉木立からして既に素敵なの、ずるい。
社殿の真裏にある白雲岳がご神体と言われている。なにしろ、ここが自称「高天ヶ原」らしいのである。
高天彦神社 | 御所市
以前来た際に通ったが、社殿を正面に左に入ると、裏山には高天の滝があり、山道は金剛山へと急斜面で通じている。
高天の滝ぐらいは見てもよいかもと思ったけれど、今日はダートは避けて、お参りと裏庭の桜だけを愉しむことにしておこう。
第3チェックポイント「高天寺橋本院」。
本日のメインエベント「橋本院」だ。
参道を歩くと目に問答無用で飛び込んでくる。まぎれもなく「桜のお寺」である。
ああ、いいですねぇ。
#高天にちなんで寺が建ってるわけで、神仏習合の痕跡っすな。
お大師様のスタチューとおうちもある。
真言宗っすなぁ。
クーちゃん、こじゃれた家に住んでんじゃんかよー。
そして境内のバックヤードは、桜尽くしだ。
エドヒガンなど、煙る山々をバックに・・・というのも、なかなかに幻想的だ。
小鳥や鶯の声がする。ああ、一年分の桜成分を充電完了したわ。
眼福であった。次々。
きっちり整備されているがガチダートな橋本院の裏山を歩いて下りた。
本日唯一といっていい山道である(※と、この時点では確信していた)
お、おう。*1
以降、県道20号線をしばらく歩くことになる。車の通行が激しく、少々ストレスフル。
途中、農作物直売所でひとやすみ。
次々にこなす。第4チェックポイント「葛城一言主神社」。
式内大社。一言主大神と雄略天皇のエピソードで知られる。
そして御神木はおなじみ、異形のイチョウ。通称「乳銀杏」である。
見ての通り、セクスィーだ。
御神木に寄り添うように植えられた桜も、また素敵なのだ。
風景に適度な空隙があることで、日本画的な美を味わえる境内。空間美!(ガビル)
(つづく)
*1:このコンクリ橋、滑ったら大事故だ。