はじめに:またちょっと日が開いてしまった。
久しぶりの街道歩きに行くことにしたい。
というか、電車でアクセスが容易で日帰り可能な奈良の街道はかなり制覇してしまった感がある。
しかし一つ、面白いのかいまいちわからなくてスルーしていたところを埋めることにした。暗峠(くらがりとうげ)である。
とはいえ、別に生駒の山を登りたいわけでもなければ、峠越えが好きというわけでもない。道歩きしつつ文化を愉しみたいのだ。なのでオプショナルツァーもつけて、歩き・遊び・学んでみたいと思う。
0655枚岡駅下車。ひらおかと読む。
冬場のウォーキングは寒い、眠い、に「暗い」が加わると心が折られかねないので注意だ。下車時点で、薄暮でもいいから明るくないとツライ。
いやなぜここで降りた。愛しの奈良はまだ先ぞ。てかここ、東大阪市じゃないか。
暗越奈良街道(くらがりごえ-)を歩こう。
神社の裏山(枚岡公園)のスロープを登っていくと、暗峠へ向かう道にぶつかる。
ここから始まるのが、難波から平城京までダイレクトアクセスするための峠越え「暗越奈良街道」である。
微妙に山歩きとは言えない。ただし、生駒の「山すそ」とはいえ標高450mほどある暗峠をフルに越えるのが、この古街道らしいのである。
参考:暗越奈良街道 - Wikipedia