山背古道ウォーカーだけ入れる隠しダンジョン。
公式古道マップに掲載された通り歩くと、「友愛の丘」を通過するという。
「友愛の丘」を抜ける。いやなんというか、その名称がたとえようもない不安を抱かせる。
正式ルートと思われる細い車道には、
「友愛の丘利用者以外が立ち入ったら即時通報するぞ!」
といった圧を感じる立て看が多数設置されており、「まさか友愛されるんじゃ」・・・とますます心細くなる。
友愛されずに済んだ。
ところが、登った先には炊事遠足(道民用語)ができそうなオートキャンプ場があった。
そして友愛ダンジョン?には、山背古道を歩く人のためにちゃんと出口が用意されていた。ありがてえ。
ご参考:友愛の丘について | 友愛の丘
なんだ普通にキャンプ場じゃないか。かなりドキドキだったわ。ほっ。*1
最終目的地は・・・親子連れが多数遊ぶ、総合運動公園だったでござる。
最後は軽く山登りと思っていたが、歩いていくと、公園であるという。
山まるごと公園とハイキングに活用した「鴻ノ巣山運動公園」という場所だった。
宿泊施設もあり、さらにアウトドアブランドのLOGOSと組んで、アウトドアスペースというかオサレキャンプも楽しめる場所だという。はえー。
#アウトドアメーカー、もうかっとるんやろなぁ・・・
ご参考Welcome to the LOGOS LAND
その場にひどくそぐわない僕は、公園の裏道をコソコソ抜け、
ハイキングコースを歩くと、鴻ノ巣山展望台。
下山して、水度神社(みと-)。
みとじんじゃか・・・うう、読めなかったー。
神域というより、市民のいこいの場という空気が流れていた。
ご参考:水度神社|観光情報検索|京都“府”観光ガイド ~京都府観光連盟公式サイト~
まとめ:うーん古道かぁ・・・古道なぁ。
山背古道は、京都府最南端の山城(やましろ)地域を南北縦断、JR奈良線の線路を何度も左右行ったり来たりするルートだった。
- ウォーキングコースとしてみると、妙にわかりにくい。古道じゃなくウォーキングコースと割り切って、より直線的に歩かせた方がいいかもしれんよ?
- 「基本的に北上」なのだが、不規則に折れるのであまり歩きやすくはないのだ。住宅地でやたら複雑に曲がるのがややこい。きっとルートが「旧街道跡を歩くこと縛り」+「神社仏閣を
無理矢理からめる」都合なのだろう。 - とはいえ古道・林道パートが短い上に、道中そんなに文化・建築・宗教などの学びが多くないのが、正直歩いてて少々ストレスフルだ。
- 「基本的に北上」なのだが、不規則に折れるのであまり歩きやすくはないのだ。住宅地でやたら複雑に曲がるのがややこい。きっとルートが「旧街道跡を歩くこと縛り」+「神社仏閣を
- そもそも今回の目的は「自称古道」の「古道度」調査だったわけだがが(そうだったのか?)、結論から言うと山背古道は「けっこう古道」していた。
- 道中、道標は正直足りない。というか、大事なところにないケースが多いのと、地域ごとに温度差がかなりあった。*3
- ともかく足元をよくみて、あとはアプリとともに歩けば、寄道しながら一日で踏破可能。
-
- というか山背古道歩くなら、コースアウト防止すべく、アプリ絶っっっっっ対ダウンロードしとけ。おじさんとの約束だぞ?
曇ってるわ寒いわ見どころがなかなかないわ体力落ちてるわ(最後のは自分の都合)でしんどかったが、来てみて初めて得られることもあったのでよかった。いやなにより、友愛されなくて本当によかったよ。