駄目社員はむの日記

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隣(県)の(ウォーキング)客はよく柿食う客だ (2)

大神神社の神域を後にする。



神社周辺を抜けると、山の辺の道を行きかう人々は古道ウォーカーだけになる。
そしてウォーカーの大半は始終点である桜井駅と天理駅で、電車が着くごとに供給されるのである。
ここらで、僕の「前のバッチ」で桜井スタートした一行を追い越してしまったようだ。

そして大神神社石上神宮の間は、お待ちかねの柿ロードだ。


古墳などを見るもよし、だけど、今の時期だけは古道が柿色に染まっている。


景行天皇陵、崇神天皇陵、衾田陵など、御陵(みささぎ)が並ぶ。そしておびただしい数の古墳群。
でも今は、無人販売ロードだ。

柿、みかんなどの柑橘系、里芋。そして万願寺とうがらし




  • どこで買うかは勘と経験がものをいう。品質も数量もまちまち。もしかするとその次の無人販売にはもっと安くてたくさん入った袋を見かけることができるかもしれない。
  • 今朝のマイあさ!で言ってたが、今年は長雨影響もありやや不作で小さめの柿が中心らしい。
  • 無人販売で品定めするおばちゃんとしゃべると、長年通っていて「ここの農場の柿は旨い、向こうはそうでもない」ということまでご存じだったりもする。物量だけではないのだ(アホ)

アセバ・ムヨーキの範疇を越えている。

日が照ってきた。長袖で歩くと暑い。
天理市に入り、そっち系の学校の部活と思しき、にぎやかな声援が聞こえる。
踊りと音楽とスポーツは、古今東西を問わず宗教にとって重要なのである。


それにしても、重い。買いすぎた。(アホ)
ふつうは道歩きって食料がおなかに入って荷物が軽くなり続けるものではないのか?
あと出発が少し遅れたせいで、一部の販売所ではいい品が狼に狩りつくされていた。

石上神宮の神域が近づくにつれ

雄鶏の甲高い啼き声が聞こえる。
(つづく)