はじめに:冬の明日香村を見たい。
芋峠は昨年6月に歩いてなかなか良かった。そして明日香村の風景が素敵すぎた。
初夏もいいが、冬枯れの風景も見たくなってまた歩くことにした。
ただし前回と逆ルート、さらに前回足を延ばせなかったところへも行ってみたいと思うのだ。
はじまりは橿原市。
乗り継ぎがうまく行きすぎて、大和八木駅0640下車。夜明け直後。
JR畝傍駅まで歩き、駅の東側から一路南進。
ここは八木街道だという。確かに旧街道の風情を感じる。かつ、下ツ道でもある。
ご参考:藤原京から平城京へとつづく古代の幹道・下ツ道|歩く・なら~歩く楽しさが見つかる!奈良県のウォーキングポータルサイト!!~
本日のチェックポイント第一弾が近づく。
特別史跡・藤原宮跡(藤原京と呼ぶべきか)到着。
一般教養レベルでは、藤原京は「持統帝の御代に造営と遷宮が為され、710年に平城宮に移転するまで3代にわたり都だった」とされる。それ以前のランダムな構造の都と違って、長安丸パクリなリスペクトな条坊制に基づいた見事な都市設計だったという。
現在は「跡」としてがらーんと維持されていると聞いていたのが、僕は行ったことがなかったので、この際「お上りさん」してみることにした。
0715現地入り。ああなるほど、これは擬音「ガラーン」だ。
空虚な空間に太極殿や門の跡が示されている。
というかこの辺は宮跡部分だけなので、今や田園や住宅地と化したこの近所が真四角に藤原京だったのだ。これはじっくりいろいろ勉強したいぞ。
とはいえ先を急ぐか。
(つづく)