JRC JST-135
すぐれてときめきたまふありけり。 先日の東海ハムの祭典で見つけたジャンクパーツの中でも、販売ブースにて瞬時に目が止まるものがあった。 455kHzのメカフィル(メカニカルフィルター)で、売り子さん曰く、帯域1500Hz?のものらしい。1500の意味するところ…
2号機を、ちゃちゃっと作る。 検証機が問題なく動作することが確認できたので、少し堅牢なケースに入れ、かつ回り込みもきっちり防ぐことにした。 回路 - ほぼ変えていない。 PTTはシリアル→PC817で押させる。 今回は回り込み防止のため、音声トランスを入れ…
送受信の切り替え、どうしよう。 JST-135のACCESSORY端子を用いた音声信号の入出力は、チャチャッと空中配線状態でも、送受信に問題ないようだ。 しかし「送受信の切り替え」に課題あり。毎度無線機のPTTを指で押すのも間抜けだ。とはいえ、せっかくACCESSOR…
ACCESSORY端子に最低限のものをつなぎこむ。 先日のリストから最低限必要なものを引っ張ってくると、 ピン アサイン コメント 1 -BK GNDに落とすと送信 9 LINE OUT2 受信のライン出力 (0dBm)、スケルチ無効 16 LINE IN1 送信外部変調入力1 (0dBm) 5, 10, 15,…
JST-135取説を読む。 取説p14にはリアパネルにあるACCESORYコネクタの記載がある。 この端子、まずD-SUB 25pinだ。コネクタの汎用性が素晴らしいにもほどがある。30年以上前の無線機でも、普通に端子が手に入る。*1 更にp29に、RTTY(AFSK)機器をつなぎこむ場…
JST-135をFT8(などのデジタルモード)に使えるか考えてみる 1980年代末頃に発売された日本無線(JRC)のHF機JST-135。 弊日記に度々登場し、長年使ってきた愛機を、なんとかFT8などでつかってみようとかいう試みである。 今更感漂うJST-135の良さを、どう活かせ…
AGCの時定数? 時々メンテナンスを続けるうちのJST-135だが、AGCが時々オーバーシュートを起こす模様。 これは、AGCの時定数が狂っているのかもしれない。 コンデンサ交換してみようかな。 HF機のAGCの時定数設定によく使われるのが電解コンデンサと抵抗であ…
経緯。 JST-135はさすがにいろいろヘタってきているが、一番気になるのは受信音に絡むホワイトノイズ。 JST-135のAFまわりをメンテ。の続き。 AFアンプまわりのメンテは完了し、次はIF AMP UNITに手を伸ばす。 ノイズがIF AMP基板を出た時点では発生している…
JRC NFG-230をタワードライブとして検討してきた。 タワードライブとして安定に動作するよう、更に検討した。 ともかくは、制御線・同軸に電波が載らないよう、高周波的に絶縁させることが重要。 あと、 今回いろいろ実験して得た安定動作のコツ。 ガンママ…
JST-135の受信音が変。 最近、135の受信音がモコモコとこもっていた。あと少しノイズ気味でもあった。 さすがに135は30年モノだ。コンデンサの寿命はとうに過ぎていよう。 オーディオアンプまわりをメンテしたい。 動作はするが、音がおかしい・時折フェイル…
シャックにおけるNFG-230の用途はだいたい決まった。 JST-135+ NFG-230で、シャントフィード(shunt fed tower)するのが最良だ。 タワーの2m先にNFG-230を置いて、インチキガンママッチで鉄塔に給電(GROUNDは鉄塔基部+ラジアルに接続)。 JST-135側でチューナ…
520は520でも、JRCのHF機用13.8V 30A安定化電源・NBD-520。 僕が5年ほど前、JRC JST-135HPをFriedrichshafenにて保護した際、オマケで付いてきた。わざわざJRCの純正品電源を買うようなブルジョワはそんなにいないだろうから、この電源、リグよりもさらにユ…
先日来あれこれやってる、JST-135のAGCトラブル。妙にAGCがスローアタック・スローリリースなのを、「時定数を決めるタンタルコンのへたり」と読んだ。 日本からAGC回りのタンタルコンをお送り頂いたお陰で、ようやく続き。 IF AMP UNITに並んでるAGCの時定…
手持ちの簡易発振器であれこれ試してみよう。でも普通に行くとレベルオーバーだよね。そこで、GigaStのSGで14.1000MHzを叩き込むことにする。ATTで計-50dB(10+20+20dB)落としたところでS9振っている。(14.100MHz USB AGC: SLOW)。いいかんじだ。 ATT 40dBでS…
JST-135のAGCがSSB/CWのFAST/SLOW AGC設定時にオーバーシュートして耳をつんざく音がするので、整備。 IF AMP UNIT(CAE-227基板)のRV4がAGCの調整ポイント だが、たぶんVRがガリってる。VRを数回動かしてやってから、測定器がないので、好みのフィーリングで…
JRC日本無線 アマチュア無線機の変遷 Historical Gallery プロダクトライフサイクル:トランシーバーとしては、初代のJST-100は割と長く市場にあったけど、JST-110, 125は1年位で市場から消えた。80年代末に出た後継のJST-135は長い。更にJST-145/JST-245が…
八重洲のスタンドマイクがそのまま挿さると聞いたので、実際やってみると普通にOKだった。 変調もちょっと低域多めながら、順調。
これは静かで心地良い受信音だ。そして受信のトーンが生々しいのがいい。 受信音はIC-750A/760のように硬くないし、JST-245やFT-1000MP程マッタリもせず、穏やか過ぎるTS-9x0とも一味違う。AFの処理が巧い。 RF側では混変調にも強いし、都市部で使ってる現状…
んー、JST-135+FL-52Aで聴くCWいいっすねぇ。 IC-750Aでタイトな受信音ってのも悪くはないけれど、135のS/Nの良さ・音の良さは素晴らしい。モニターする限り、キーイングもとてもきれい歯切れのいいトーンだ。
夕方。マイク端子をチェックしてマイクをつないでみたが、全然パワーが出ない。おっかしいなぁ。
JST-135にICOMのSSB/CWフィルターを挿して先週末あれこれしてみたが、SSBは送信時も受信時と同じフィルター(メカフィル or XF)を選んでいるようだ。 ICOMのXF(FL-44A)の音の良さは、送信でもなかなかのもの。結構豊かな低域を出し、キレもいい。未だにSSBな…
まあ実用性は認められるようなので、もう少し投資してやるとする。 入手したJST-135にはクリスタルフィルターのオプションは入っていなかった。しかしJST-135の2nd IFは455kHzと標準的なので、他社のクリスタルフィルターでも挿さるはず。 #どこかでケンウ…
今日もアンテナを張る。 昨晩はRTTYばかりがたくさん聞こえていたが、今日はSSBもCWも多い。なんかSSBではUゾーンが国内コンテストか何かをやっているようだ。 コンディション良好。Sメーターがバンバン振ってくる。混変調に弱いリグならちょっときつそうな…
あれこれ使ってみて、感触など。 技術的には、「電子制御可変バンドバス」*1→「アップコンバージョンでルーフィングフィルターを通す」→「455kHzにいきなり落としてメカフィルを通す」→「復調」というダブルコンバージョンの周波数構成にはしびれる。DDSも採…
今日は一日風が強くてアンテナを突き出せなかったが、18時過ぎにようやく収まってきたので出してみる。 あんまりコンディションは良くないようだけど、10局ぐらいは14MHzで確認できた。 JST-135の1st QSOは、14MHz SSBで、CN8と。 ちゃんとパワーも出てるし…
日本から持ち帰った。 業務機メーカーJRC様のHF機・JST-135D(100W機)である。 えらいシンプルながら、技術屋がくらくらする仕様を妙に搭載しているのがこのリグ。 が、さすがJRC先生。 まずは無駄にでかいフェイス。IC-750Aすら小さく見える。 それに加えて…