PRS-T3に特化したPDFの最適化。
以前にも幣日記に記載の通り、そこらにあるカラーページも含む自炊書籍をPDFファイルをPRS-T3に書いて気に表示させるためには、ザックリ以下を行うとよい。
参考:Reader PRS-T3を自炊読書端末として鍛え直す(4) - 駄目社員はむの日記
- モノクロ、解像度を1024x758にする*1
- 上記サイズに合わせつつ、要らない余白を削る(=コンテンツの最大表示)
ただし、文字と図と写真が混在するページをバランスよく変換するのは難しい。どちらかの階調に引っ張られてしまい、変換、ないしはReaderでの表示がうまくいかないことが多いのだ。
また、Readerは解像度とデフォルトのコントラスト設定がイマイチなこともあって細身の表示に弱い。特にオリジナルのページサイズがB5以上だと、文字を読みにくく苦しい。
そこで今回は、k2pdfoptのオプションをみなおしてみる。
参考:Willus.com's K2pdfopt Help Page
文字のbold化狙いで、erosion filterをかけてみた。
「-er」オプションをかますと”A larger value of
追記。
その後手持ちのファイルをいくつか変換させてみた。
- "-er 1"オプションありの場合、総じて画像が暗くなるのは、御愛嬌。A5であれば"erなし"出も実害ない。
- 画像と文字が混ざった様なページ(特に表紙・裏表紙)は、容赦なく切り刻まれ原型をとどめなくなることがわかった。必要に応じて"erなし"と併用すべきか。
- autostraightenをかけた方がなおよくなるのだが、動作は相当重くなるので、スペックに余裕があるマシンじゃないとしんどいな。
- カラーページをモノクロ化するのは、問題なく行くみたい。
*1:Readerの解像度にぴったり合わせることで、Readerに表示を遅くする重たい変換処理をさせない