駄目社員はむの日記

USO800 certified.

疑問:で、どう設置するのがいいの?

スローパーアンテナの設置におけるむずかしさ(単純なアンテナのくせに)は、他アンテナに比べると影響を受けるパラメーターが圧倒的に多いことに原因がある。
パラメーターは、思いつくものを少し挙げてみるだけで、グラウンドを落とす構造物の良否*1、エレメントの角度、エレメント端部(地上付近)の処理方法、周辺構造物(遮蔽物・そばに張られた別の電線とか)、大地導電率。


これらにより、エレメント長は(1/4波長のはずが)かなり左右され、アンテナ調整はトライアルアンドエラーとなる。また偏波面・打ち上げ角も変わるため、飛び方も大きく影響を受ける。

典型的な設置例は

八木アンテナが上がっているような15-20m高の鉄塔の先端部を給電点とし、グラウンドをタワー本体に取り、斜めに輻射エレメントを展開するようなケース。タワー自体が接地されているとはいえ、タワーや八木アンテナにも高周波電流が流れ、電波が乗る。


シミュレーションにおいても、タワーに上がっているアンテナは加味したほうがいいのかもしれない。

こんなかんじ。

*1:無線用鉄塔のケースでは、鉄塔+アンテナの長さ・嵩高さ・導電性+鉄塔の接地抵抗などなど