トリオ〜ケンウッド〜JVCケンウッドの最高級機の歴史は、ご存知TS-900S→TS-820S→TS-830S→TS-930S→TS-940S→TS-950(S-SD-SDX)→TS-990Sだ。
そしてケンウッドのフラッグシップは憧れであり象徴で在り続けてきた。
フラッグシップ機の定価の変遷を振り返ってみよう。
ついでだから、昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか? :日本銀行 Bank of Japanにある東京都の消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)を加えてみた。
発売年 | 型番 | 定価(100W機) | 消費者物価指数 | 定価/消費者物価指数 |
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1973 | TS-900S | 264,000 | 719.5 | 367 |
1976 | TS-820S | 230,000 | 1083.7 | 212 |
1980 | TS-830S | 180,000 | 1363.6 | 132 |
1982 | TS-930S | 269,800 | 1474.1 | 183 |
1985 | TS-940S | 349,800 | 1580.4 | 221 |
1992 | TS-950SDX | 558,000 | 1788.9 | 311 |
2013 | TS-990S | 798,000 | 1739.2*1 | 459 |
・・・ということでTS-990Sの価格は、栄光のフラッグシップ機の歴史の中でも、物価を考慮しても最高のものとなったのだっ!
#ハム人口減ってるのに、最高級機を再び作り上げてくださったメーカーの皆様に感謝です。
*1:データが無いので2011年のものを使いました