駄目社員はむの日記

USO800 certified.

心の声がなければ傑作、と言うわけでもないが。

ブルーアイズもヤマモトも、あるいはミレイユにしても、状況や主役の言動にただ流されて行くのではなく、主役とのインタラクションによってキャラが変わって行くのが面白い。
その辺も真下作品の見所だと思う。


そういう作りをすれば傑作かと言うと必ずしもそうでもないんだろうけれど、少なくとも、主要な登場人物がそれぞれモノローグでベラベラ思いを吐露しまくるのって、わかりやすすぎてつまらない。
#ゲームだと、そういうヘボな演出が多くて萎える。
・・・「エル・カザド」はそういう意味でも、実に真下耕一監督作品らしいんですよ。