駄目社員はむの日記

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それをアニメ化する場合?

そのままの視点で敢えて描いたのが、京アニハルヒ
それに対して、それをザックリ廃しタイラーを好き勝手に動かして、誰にもほとんど解説を加えさせない、という全然違うものにしたのがタイラー(というか”真下耕一作品としてのタイラー”)なのかもしれない。
前者の方が、自分も登場人物と同じ視点で観ることになるので観る方は楽と言えば楽だけど、意外にツマンナイと言うところもあるかなと思う。
#時々そういう作品はある。マクロス7ならバサラをガムリンの目で、みたいな。


タイラーの場合は深読みすればいろいろ考えさせられるんだろうけど、基本的には「奴は奇想天外なことをしている。こいつがどんな奴かは、観る者がどうとでも取ってみやがれ!」と突き放しており、これも好みが分かれるところかと思われる。
一応前半はユリコ・スターとマコト・ヤマモト、中盤はル・バラバ・ドム、最後でセッシュウ・ミフネという傍観者を登場させたが、そんなに雄弁な狂言回しではなかったのが良かった。