世の動向にしたがって、分析装置産業ってのは急激に儲かる場合があるらしい。
世間で話題になっている環境・生体関連の事件と分析装置ってのは、結構密接な関係にある場合が少なくない。また、それが予想外に素朴な手法によって分析されていることを知る人は少ない。
ヒ素カレー事件では、ヒ素の構造決定にSPring-8のXRFが使われた(その後、放射光を使うこと自体がオーバースペックで、売名行為であると叩く人も居たけど)ことは徐々に忘れ去られつつあるが、たとえば、
・・・てな具合で、割とメジャーな手法が使われていたりする。科学捜査なんてのは、その際たるものであり、科捜研のレポートとかを読んでるとつい「あっぱれ」と思ったりする。