駄目社員はむの日記

USO800 certified.

鉄フライパン道に入門する Day01

テフロンフライパンもういやだ。

テフロン加工フライパンとステンレスフライパンを使い分けている、というか日常的にはほぼたいていの料理は前者でやっている。
そして前者については、1年やそこらで嫌な加工剥がれが進行し、食材がくっつくようになって終わる。ようはPFAS的なものを身体に入れてしまっているのだ。
PFASはいいとして、どうもしょっちゅうゴミになるフライパンは嫌だ。かといって、うちにある20cmステンレスをまいど使うのは大袈裟、加えてドイツ系タイプのフライパンなので底が浅く、我らアジアンな炒め物に向かない。
さりとて鉄フライパンは重いわ管理面倒だわで、普段使いにどうなのという躊躇はある。

この際一念発起し


メンテが楽で剥がれもなくて快適なのはこれ、という知り合いの情報を信じて、道具屋筋でフライパンを買ってみきた。
そんなお高いものじゃない「20cmの炒め鍋」だ。鉄板さほど分厚くて重厚感あるやつではないし、鍛造だの打ち出しだのといった御大層な代物でもない。

うむ、さして重たくない。
加えて、この径であれば、手持ちのパイレックスガラスフタ(ステンレスフライパン純正)がそのまま使える。*1

初日。

まずは「油ならし」をせよという。鉄フライパンのお作法、すなわち「面倒ごと」のはじまりだ。
まず中火加熱していったん放冷。続いて、再度弱火で加熱しながら、フライパン表面に大過剰な油を滴下し、加熱せよという。



わ、びっくりするほど油がなじまない。フツメン転校生の転校初日だってもう少し馴染まないですかね。

クッキングペーパーで拭く。

早速調理。

ベーコンと野菜の炒め物をやってみた。
わ、なんだこれ、ベーコンジュージュー・野菜シャキシャキでうまいぞ。

*1:まあ面倒なら、テフロンかダイヤモンドあたりがコートされた2千円やそこらのに戻ればいいのである。