回路例を参考に、てけとーに組んでみる。
タンデムマッチ部を作る。
FT50-77に0.5mmのUEW線を20Tする。線は少し余らせるぐらいで、40cmぐらいあればちょうどよかろう。
そしてRG58Uを加工して通してみると、絶妙に固定されてイイカンジだ。先人の知恵に、乾杯。
仮配線ができたので、あとダイオード・抵抗(100Ωをそれぞれ2パラ)・コンデンサをつなぎこんだら、検出部は完成する。
検出部の動作チェック。
逸る気持ちを抑えきれず、さっそくメーターにつなぎこむ。
ダミーロードを繋ぎ、適当に500mWぐらいの信号を入れてみると、FWD(進行波、正面右のランド)につないだメーターはちゃんと振れ、REF(反射波、同左)はピクリとも動かない。よし。
せっかくだから(なぞ)ARRL ANTENNA BOOKに記載があった通りシールドしてやろう。生基板を衝立にして、穴をあけて信号線を通す。性能が向上するのかはさておき、「作った気分になる」という点でとても重要だ。
見た目は雑な試作1号機だが、動作しそうな気がしてきた。