駄目社員はむの日記

USO800 certified.

タンデムマッチの通過型電力計を作る。(2)

回路例を参考に、てけとーに組んでみる。

タンデムマッチ部を作る。


FT50-77に0.5mmのUEW線を20Tする。線は少し余らせるぐらいで、40cmぐらいあればちょうどよかろう。
そしてRG58Uを加工して通してみると、絶妙に固定されてイイカンジだ。先人の知恵に、乾杯。


仮配線ができたので、あとダイオード・抵抗(100Ωをそれぞれ2パラ)・コンデンサをつなぎこんだら、検出部は完成する。

検出部の動作チェック。

逸る気持ちを抑えきれず、さっそくメーターにつなぎこむ。

ダミーロードを繋ぎ、適当に500mWぐらいの信号を入れてみると、FWD(進行波、正面右のランド)につないだメーターはちゃんと振れ、REF(反射波、同左)はピクリとも動かない。よし。



せっかくだから(なぞ)ARRL ANTENNA BOOKに記載があった通りシールドしてやろう。生基板を衝立にして、穴をあけて信号線を通す。性能が向上するのかはさておき、「作った気分になる」という点でとても重要だ。
見た目は雑な試作1号機だが、動作しそうな気がしてきた。

あとは、通過型パワーメータのお約束。

「進行波/反射波切替」「10W/100W切替」をトグルスイッチとVRで作る。
この辺はDCを切り替えるだけなので適当・・・YOU、やっちゃいなよ。

出力がそこそこ信頼できるであろう、割と新めのリグから30Wを入れたときの図。