駄目社員はむの日記

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初歩きはライトに - 山の辺の道&寄り道 (2)

古墳群、特に天皇陵と歩いて触れ合う。

まず、巨大な崇神天皇陵だ。


第10代。もう覚えたぜ。


崇神天皇陵は、お濠周辺一周ぷちトレイルができる。



そのやけに巨大な一周の途中で、伊射奈岐神社に寄り道ができるのでオススメだ。いかにもな名前だが、まんま「いざなぎ-」である。

そしてこの神社は、「大和天神山古墳」に建てられたものだ。従って本殿の裏は古墳が盛り上がっている。罰当たりだから古墳トレイルはやめておく。



陵に戻り、礼。

今日はファンタジックな絵が撮れる日だ。お濠と雲。

続いて、景行天皇陵。


第12代。


ここも周回トレイルが可能だ。

礼。

みささぎではないが、あたりに古墳は夥しい数ある。

纏向(まきむく)という地域に差し掛かる。

纒向珠城宮(まきむくたまきのみや)の伝承地とされる地域だ。垂仁天皇(第11代)の宮らしい。

珠城山古墳という、「登ってセーフな古墳」の墳頂でしばし休む。



さらに纏向には、纒向日代宮(まきむくひしろのみや)の伝承地も残っている。こちらは景行天皇(第12代)の宮だという。
そすっと、10-12代はこの近所でぷち転居をくりかえしてたのだろう。大学周辺でより安い住居を求めてハンドキャリー引越を繰り返す貧乏学生じゃねえんだぞ?

この辺りの天皇は実在がはっきりしないのに、伝承は、しこたまあるのだ。
古代ロマン属性なき僕は頭の上に「?」マークがいっぱい浮いている。
(つづく)