前回に引き続き、シリコンハウスで売られる激安スイッチング電源を無線用に使ってみよう、その二。
まあノイズ対策をしてみよう。
できればHF用に使いたいのだ。
- ACライン側のノイズフィルターとして、ジャンク箱よりTDKラムダのMZ1216を見つけてきた。あとでコストダウンを図るにしても、信頼できるノイズフィルタで始めるのがよかろう。
- 出力側は、フェライトコアによるノイズ低減を実験したい。以前デジットで7個150円で投げ売られていた灰色フェライトコアを使用。
- ひとまず金属ケースに入れた。
スイッチングノイズ低減検討。
- AC側にMZ1216なしだとやはりノイズの嵐。強烈なノイズでS9+だ。挿入するとそれがS5つぐらいまでは下がった。
- さらに出力に灰色コアに巻きつけてみると、なおS5つ、2つに増やしてもなおS5つ・・・う?
- いや、全バンドでほぼ一定なのはおかしい。
- とおもって、何気なくRFゲインのツマミに触ると、下がった。RFゲイン上がりっぱなしだったのかよ(マヌケ)。
- RFゲインを元の位置に戻したら、7MHzでノイズS2-3つ、10MHz以上はS0になった。
- 今つなげてテストしてるアンテナが7MHzのフルサイズなので、その程度のノイズレベルになると、お空由来か電源由来かわからない。
もう使えるレベルか。
送信しても大丈夫だった。
すでにprovenな感じなので、あとは簡易化・コストダウン・増力も考えようではないか。
- AC側のノイズフィルターは、そんな高級品を使う必要なかろう。
- もし100W機を動かそうってんなら、2個束ねればいいんじゃないかな。
*1:そりゃピーク16.7A取れる電源だから