我が書籍自炊の主力機iX500は、スキャン結果に裏面だけ筋が入るようになった。
それもB5サイズの紙で、裏面の特定の位置に。無水エタノールで拭いても駄目。
よく見るとスキャナーユニットの樹脂*1にクラックが入っていた。
修理依頼したところで、スキャナーユニット(イメージセンサー)の交換は、お安くはないのだろう。
最近はローラー周りも時々嫌な音を上げ、ラバー部分も加水分解気味で危うかったのだ。それもまとめると2万円コースでも済まないのではないだろうか。
#見方を変えると、B5サイズより小さい用紙サイズならば筋は入らない(ビンボ臭い)。
iX500を使い始めたのは2013年8月。主に自炊に8年弱戦ってくれた。
実に8万枚のスキャンを行ったそうだ。年1万枚ペース。十分元は取ったのではなかろうか。
自炊→iPad読書の素晴らしい点は、「紙を大幅に減らせること」だけではない。
ポータビリティによって、「本に挟まりっぱなしになっていたコンテンツを、気楽に読むようになること」、結果的にコンテンツを自分の血肉とできることだ。
*1:たぶんPMMA