トラック間で音質にムラがありすぎること。
大半はいいのに、悪いのは悪すぎて気になって仕方ない。
オーケストラ録音はかなり巧い。マイクを少なめに配置してパートごとに録っているためか分解能が若干甘いのと、トラックによって若干中低域が曇っているかなという気もしないでもないが、高域がよく抜け、まとまりも感じさせる録音だと思う。Tr.1, 5あたりがいい。ガツンとフォルテッシモが炸裂するTr.3”赤い旋風”の収め方なんて、大した聴き応えですよ。
が、それ以外の録音の荒さったら、ない。ピアノソロやギターソロを一体どうやったらこんなに汚く篭った音で録れるのか。全体に素晴らしいサントラなだけに、その点では残念だ。
あと、気持ちハイ上がりな気がする。マスタリングエンジニアの癖なのかな?
全79分、CDの限界寸前まで収まってます(^^;
アルバムの内容を全て楽しめるとはいえないけれど、一曲一曲はなかなか良く出来ているし音質がいいトラックが多いので、買う価値はあるとは思う*1。