これに敢然と「サイエンティフィックに証明してみせよ、出来ないならナンセンスだ!」と主張する人は少ない。
一方で、妄信して(あるいは妄信したフリをして)おカネを政府や企業にせびるシステムは着々と整備され、成果*1は着々と上がっている。CO2エミッションがらみだけでも環境ビジネスと名乗る商売は星の数ほどあり恩恵を受けている人は世界中に存在するだろうし、エコテロリスト連中は出所の怪しい金で活動し、都合のよい論理だけ並び立て喚き散らしている。
少し考えれば、”成果”とは必ずしも環境対策に成功して地球が以前の気候・気象を回復する*2ことではなく、”妄信者”がおカネを毟り取れたり、エコテロリストが大暴れできたらその時点で成功なのかもしれない。ハコモノが建つことを喜ぶ土建業者と同じ、ミクロ経済学の世界ですね。手段が目的と入れ替わるという好例ともいえる。