駄目社員はむの日記

USO800 certified.

ということで、FT-757のレストア、継続。

さて、RFユニットを引き出す。FT-757に限らず、80年代後半〜90年代前半のヤエスのリグはメンテナンス性がよく、基板の端子を全部抜かなくても基板の裏にアクセスできるようになっているのである。チップ部品化する前までで実装密度も程々であり、ハンダ面が裏側のみなので、部品の付け替えも楽。


では、一昨日妄想したFT-757GXの改造に掛かる。

  • フロントエンド付近のFET・2SK125*1を取り替える。
    • プリアンプと1st mixer、それぞれ2個ずつのFETを換えると、ノイズレベルが急低下。プリアンプをONにしてもそんなに聴感的なノイズはひどくならない*2。やっぱり2SK125が強入力と熱的履歴で逝かれてNFが上がりまくってたのかなぁ。
  • AFアンプ周囲の4ヶの電解コンを換えると、ガサガサしてた音が落ち着く。
    • このあたりも、やはりヨレていたか。

で、組みなおしてアンテナにつないで観ると、プリアンプ無しでもそこそこ感度が取れていて、若干不足気味なときだけプリアンプを入れれば良い感じ。Sメーターの振れも割と元気。本来そうだよね?
しばらく様子を見てみて、2nd mixerの2SK19*2を2SK125に取り替えてやろうかな。


ふむ、いくらか聞きやすい受信機になったかも。
あとは少し聴いてみて、今日の夜にでもコイルの再調整をしてみよ。

*1:RFユニットの左端のあたりです

*2:交換前はプリアンプを入れるとズザザザー!というすごいノイズがでました。